思春期ルネサンス!ダビデ君

週刊少年感ジャンプで定番(「ピューと吹くジャガー」からだろうか?)になっている、巻末の短ページギャグ漫画。「ミケランジェロのダビデ像が高校生で主人公の美術をモチーフにした青春ギャグマンガ」いやいやどう見ても詰め込みすぎと、連載当初は、正直すぐにうち切られると思っていた。ところがこのマンガ、作者の黒木雄心は伊達に美術ネタ使っているのではなかった。

「ヒロインが可愛い」勢いのあるギャグが全面に出てくるジャンプ歴代のギャグマンガでは、絵柄の美しさは二の次というケースが多く見られたが、本作のヒロイン「ヴィーナスさん」や「モナリザさん」、ダビデの妹「レダ」などの作画は、パロディ元の美術を意識しながらも、現代的でかつオリジナリティのある、「萌え美少女」なのである。この作品のメインである美術ネタは、正直ちょっとだけ美術史に明るくないと「ふーん」って感じで流されてしまいがちだ。しかし、ヒロイン達の愛らしさや、可愛らしい行動を愛でるだけでも、本作は十分に読む価値がある。(そのことに気づいたか、担当に指摘されたか、回を追うごとにヒロイン達の出番が増えているような・・・)。

ギャグマンガに対して失礼な意見かも知れないけど、漫「画」である以上、絵に魅力があるのは大きな武器であることには違いあるまい。それが証拠に、下手を打てば10週打ち切りの厳しいジャンプで、本作は既に30話目の連載になろうとしている。長寿漫画になってくれることと、そろそろ新しいヒロインが見たいなーと祈っている。>>>>>ガリガリ娘拾ったら

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